KVAについて

カヤレイ・ヴァイオリン・アカデミーについて


 当アカデミーは国際的ヴァイオリン専門の教育機関で、スイスのジュネーブとローザンヌの間のクランに位置し、美しいレマン湖沿いにある。

 設立者ハビブ・カヤレイ Habib Kayaleh 氏は、エリ・ベンヤミン、ガブリエラ・レンゲル、レネ・べネデッティパリ、ユディ・メニュインに師事、コンセルバトワールを首席で卒業した。1989年当音楽院を設立し、指導されるかたわら、毎年世界各地でマスタークラスを開催している。

 氏は指導者としてだけでなく、高い音楽性と人間性を兼ね備えた優れた演奏家であり、ヴィクトール・ピカイゼン、イーゴリ・オイストラフ、モスクワ音楽院のイリーナ・バチコヴァ教授をはじめ、各国の音楽大学の教授陣から高い評価と信頼と得、様々な国から数多くの才能ある学生を託されて育ててきた。

 アカデミーの教育は、ステージ上でのソリストとしての演奏を念頭におき、徹底的に分析されたテクニックの訓練や、芸術的表現の実践的指導を基本理念としており、これにより確固たる技術と高い芸術性を身につけた演奏家が育てられてきた。
 個人レッスンとして週に75分、高度なテクニックが基礎から学べるテクニッカルセッション、特定の作曲家の作品・奏法を研究するバッハ・セッション等、その他アンサンブル、室内オーストラ、外国への演奏旅行、生徒のリサイタル、コンクールへの出場、教育学の機会も与えられている。

 2006年4月26日から4日間にわたって行われた、ヴァイオリン・フェスティヴァルは、アカデミーの最も重要な教育プログラムの一つで、学生は1年間の勉強の成果をリサイタル形式のプログラムにまとめ発表するとともに、それは同時に世界的なヴァイオリニストや教育者によって審査される。(Event 参照)学生はそれらの先生方から直接忌憚のない批評や助言を受けることができる。

 現在生徒は日本からの3人を含めて世界各地から10名ほど。

日本からの留学生を受け入れるにあたり、東京事務所では、マスタークラスの開催、留学される方のサポートを行っている。留学を前提としてマスタークラスを受講される場合、レッスンでのワーク、志願者と先生とのオリエンテーションを通して選考される。入学の認められた方は、アカデミーの奨学生の申請も可能。
2017年4月30日より5月7日まで東京にてマスタークラスが開催される。募集要項をご覧になるには留学情報、及びマスタークラスをご覧下さい。

http://www.kayaleh-music-center.com
所在地: 17-19, rue des Belles-Filles, 1299 Crans-Pres-Celigny, Geneva、 Switzerland
Tel. +41-22-776-5151
Fax +41-22-776-6617

カヤレイ財団について
1988年、カヤレイ氏により設立。
カヤレイ・ヴァイオリン・アカデミーの教育とカヤレイ室内オーケストラの演奏活動の支援、そこに学ぶ学生への奨学金の給付、さらに優秀な学生のデビューにおける援助をしている。

http://www.kayaleh-music-center.com
所在地: 3、place des Bergues, 1201 Geneva